9月25日(水)に標記研修講座が行われ、講師として、北海道立教育研究所 主任研究研修主事 佐藤昭彦様、北海道立教育研究所 研究研修主事 小野慎二様をお招きして、「児童生徒理解を深める方向性と学級経営」と題して講座を行いました。
まず学級経営について、学習指導要領の「学習や生活の基盤として、教師や児童(生徒)との信頼関係及び児童(生徒)相互のよりよい人間関係を育てるため、日頃から学級経営の充実を図ること」という言葉から、「生活集団としての側面」「学習集団としての側面」の2つの視点からお話をいただきました。
「生活集団としての側面」
させる指導から支える指導へ、自己実現と責任ある社会の担い手、自己指導能力の育成の3つの説明を通して、求められる生徒指導が変わってきたことを実感しました。
「学習集団としての側面」
学習指導と生徒指導の一体化について、①自己存在感の感受、②共感的な人間関係の育成、③自己決定の場の提供、④安全・安心な風土の醸成、という4つの視点から解説をいただきました。授業の中で生徒指導の視点を意識して組み込んでいくことで、教科の学びだけでなく、社会で充実して生きるWell-beingにつながっていくことを学ばせていただきました。
学級経営全体に関わって、担任のみで行うのではなく、他の教職員などと連携・協働して進めていくことが大切だとお話しいただきました。今後の指導に深く関わる内容をご指導いただきました。
今回のミニ研修講座では多くの協議を通して、語り合うこと、悩みを交流することができ、とても勉強になる時間になりました。今後の実践に生かされることを願っています。
改めて、講師の佐藤主任研究研修主事様、小野研究研修主事様、今回の講座にご参加いただいた総勢14名の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
ミニ研修講座後には、第6回所員会議を行いました。今回のミニ研修講座の反省と、今後行われる研修会の確認等を行いました。10月から各校、各研究団体主催の研修会が多く開催されますので、ぜひご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
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