1月15日(土)に新ひだか町立三石中学校で、NIE教育の研修講座が行われました。
14名の参加ありました。ありがとうございました。
「国語学力を形成するNIE」という研究テーマで、夕張市立ゆうばり小学校の冨樫 忠浩教諭(日本新聞協会認定アドバイザー)が講義・演習を行いました。講義の中では、国語科における課題や全国学力・学習状況調査の結果から授業改善の方向性を示してくれました。
演習では、新聞を活用した実践例の紹介(4コマ漫画の活用や新聞づくりなど)や体験活動(言葉探しやインタビューなど)を通して、「明日からすぐに生かせる学習指導」を楽しく学ぶことができました。
講義・演習後には、「学校の学びを社会へつなげる新聞活用実践の紹介」というテーマで、新ひだか町立三石中学校の川上 知子教諭が実践発表を行いました。具体的な実践例を通して、NIEの教育効果を高めるためには、新聞に親しめる環境を整えたり、新聞を活用するねらいと育成したい資質・能力を関連付けたりすることが重要ということが分かりました。
本研修講座に参加された方のアンケートには、
○NIEを通して身につけることができる力や子どもの可能性について考えさせられた。自分自身、そして自校でできることを少しずつやっていきたい。
○実践的な内容で良かった。「教えることをしっかり教える⇒基礎のトレーニング(取材の仕方やインタビューをする際のコツ、記事の書き方のスキルなど)することが大切ですね。
○具体例と基本となる考え方を紹介してくださったので、早速使ってみたいと思いました。
○先生達だけでなく、PTA等もからめてNIEの活用を考えていきたい。
などの感想が書かれていました。
研修講座当日、三石地区の新聞販売店の方も参加し、学校現場でどのような新聞の活用方法があるのか、地域や販売店として学校とどのようなつながり方ができるのかについても、休憩時間や研修講座終了後に話をするような場面も見られました。
今後とも、日高教育研究所・教職員研修センターの活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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