12月8日(水)に様似町立様似中学校で、英語教育の研修講座(英語教育) 兼 日高管内英語教育研究会が行われました。32名の参加がありました。ありがとうございました。

公開されたのは、様似小学校6年生の授業で、授業者は様似中学校の泉歩先生でした。
様似小と様似中では小中一貫教育の実践に取り組み、毎週6年生が中学校に朝から登校する日を設定して、授業を行っています。
今年度は、感染症拡大の影響でこの中学校への登校が4月から行うことができませんでしたが、現在では再開し、今回の授業が実現しました。

「外国語活動における主体的・対話的で深い学びの視点での授業構築 〜小中接続、及び言語活動の充実〜」を研究テーマに授業が行われました。

「友達とのやりとりを通して、好きなスポーツなどを言おう!」の課題のもと、インタビュー活動を通して好きなスポーツや選手、やってみたいスポーツについて質問したり答えたりしていました。
6年生は、本時のターゲットセンテンスであるWhat sport do you like ? Who is your favorite player ? What sport do you want to play?を使って、多くの人たちから情報収集を行っていました。


授業後には、小グループに分かれて、①小中連携、②表現力を高める工夫という観点で演習が行われました。



その後、北海道教育庁日高教育局義務教育指導班 指導主事の水野宏美様よりご指導・ご助言をいただきました。ありがとうございました。

アンケートには、
○中学校の先生と一緒に研修・協議ができて勉強になった。
○中学校の英語教師が小学校の外国語の授業をされるという点に多くのメリットを感じました。また、演習があることによって、次の日から使える実践につなげることができ、有意義な内容であったと思います。
○小中の先生で「主体的・対話的で深い学び視点」のもう少し具体的な例などをシェアできたらいいなぁと思いました。
他にも多くの意見・感想をいただきました。ありがとうございました。
来年度から小学校では教科担任制がスタートします。今後、中学校の英語教師が小学生に授業を行う機会が増えることも予想されます。今回の授業と授業後の演習・協議、水野指導主事の助言は、ひとつの指針となるはずです。
最後に、授業を公開してくださった泉先生、様似小学校6年生のみなさん、本当にありがとうございました。
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