12月15日(水)に新冠町立新冠中学校で、音楽教育の研修講座が行われました。13名の参加がありました。ありがとうございました。
「音楽のよさを分かち合い、確かな学力を育む音楽教育 〜ひらめき ときめき おどろき のある音楽教育の充実〜」という研究テーマで、石澤和也先生が1年生の創作領域の授業を行いました。
「テーマにふさわしいオノマトペを組み合わせて曲をつくろう」という課題のもと、グループでテーマとストーリーを決め、全体の構成を考えながら音楽をつくっていました。
音楽をつくる際は、iPadの「GarageBand」というアプリを使い、テーマにふさわしい構成や言葉の重ね方を工夫して、イメージにあった音楽をつくる活動が行われていました。
「曲を作る」と聞くと、難しく感じてしまいがちですが、ICT機器を活用することで、自分や他の人のアイディアを試行錯誤しながら、何度でも試したり作り直したりすることができ、今回の授業を受けていた生徒達も、とても積極的かつ主体的に創作活動に取り組んでいました。
今回の公開授業では、新しい音楽の授業の形というだけでなく、教科指導の新しい形、ICT機器の有効な活用方法を示してくれました。
公開授業後は、主にICTの活用についての研究協議が行われ、北海道教育庁日高教育局 義務教育指導班指導主事の鈴木将之様よりご指導・ご助言をいただきました。ありがとうございました。
研修講座終了後のアンケートでは、以下のようなご感想をいただきました。
●ICTの活用が参考になった。小学生のうちからもっとパソコンの習熟が必要だと感じた。小中の連携や教科横断的な工夫についても触れられていた。新しいことを取り入れた内容で、とても面白かったです。
●新しい時代の創作の授業を見させていただいた。ICTは目的ではなく、あくまでも手段であること、活用することで指導事項を身につけさせることが、これからも重要であると思った。
授業を公開してくださった石澤先生、本当にありがとうございました。
今年予定しておりました研修講座は音楽で最後でした。来年1月には、NIEと算数・数学の研修講座があります。お忙しいこととは存じますが、ぜひ参加してみてください。
今後とも、日高教育研究所・教職員研修センターの活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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