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協力員授業公開(様似中)

 11月は管内の各研究団体で多くの研修講座が開催されています。それと同時に研究所協力員の先生たちも精力的に授業公開をしています。先々週および先週は3校の協力員が授業を公開してくださり、所員で参観させていただきました。授業をしてくださった協力員の先生たち、そしてそれぞれの協力員が所属している各校に感謝いたします。

 さて、今回のブログでは11月18日に行われた様似中学校での授業を紹介します。


 様似中学校では3年生国語を渡邉先生に公開していただきました。単元は和歌を題材にした授業で、和歌を生徒たちが使う言葉の口語訳にし、現代の自分達と和歌の時代に生きていた人との共通点や相違点を考える授業でした。






 授業の最初は、生徒個人個人で考えた現代語訳(口語訳)をペアで交流し、お互いに感想や改善点を話していました。



 この活動で様似中生の凄さを感じたことは、活動が始まるとすぐにお互いの作品を見せ合いながら、お互いに感想を伝えたり、自分が現代語訳にするときに迷ったことや難しかったことを率直に話せていたことです。より良いものにしようとする主体性や向上心がみられたシーンでした。



 ペアで活動した後には、4〜5人グループでの交流でした。ここでも、積極的に活動に参加する姿が数多く見られました。


 授業の最後には、この授業の課題(テーマ)である「共通点・相違点」をまとめました。

 その場面においても、一人ひとりが自分の意見をしっかりと持ち、自分の考えを堂々と交流し合っていました。





 この授業の前日に、様似小中学校合同研究会が同じ様似中学校で行われ、その際に小学校6年生の国語と中1の総合的な学習の時間を見たのですが、この協力員授業公開での生徒の様子と同様、しっかりと自分の意見を持ち、それをみんなの前で発表する姿がたくさん見られました。

 これは、様似小中学校において、小中一貫校として義務教育9年間を見据えた教育課程と育成すべき資質・能力を共有して教育にあたっていることを示してると感じました。

 国語を公開してくれた渡邉先生、3年生のみなさん、様似中学校の校長先生をはじめとした先生たち、本当にありがとうございました。

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