1月30日(月)に新ひだか町立静内中学校で、算数・数学教育の研修講座 兼 ほっかいどう算数・数学セミナーが行われました。たくさんの方々のご参加ありがとうございました。
本講座は『「社会に活きる、社会に活かす」算数・数学教育の探求〜「数学を学ぶことのよさ」を実感する生徒の育成〜』というテーマのもと授業公開や協議が行われました。

午前には、新ひだか町立静内中学校の荻原崇行教諭/板垣亙教諭による「確率」(2年生)の授業が公開されました。
2枚の硬貨の表裏の出方の起こりやすさについて、実際に硬貨を投げてデータを入力することで確率を確認していました。



その後公開授業についての研究協議を4つのグループに分かれて行い、交流しました。



最後には、岩手大学教育学部数学教育科准教授の佐藤寿仁氏よりご助言をいただきました。

午後からは、佐藤寿仁准教授を講師にお招きし「ほっかいどう算数・数学セミナー」が行われました。

元国立教育政策研究所学力調査官である佐藤准教授から調査結果の分析や授業改善の視点が示されました。
その後、校種別のグループに分かれて、授業づくりシートの作成を行いました。
学習指導要領で単元の内容を把握し、数学的活動の過程と単元の主な活動とを関連づけて授業づくりシートを作成しました。

アンケートでは次のような感想をいただきました。
・授業づくりの土台となる部分が学べてよかったです。算数だけでなく他の教科指導にも通じる部分があるなと感じました。
・ICTの活用、一人一台端末が効果的でした。
・「その教具、その図は何のために使うのか」改めて学び直すことができました。
今年度の研修講座は今回をもって最後となりました。お忙しい中、たくさんの方々にご参加いただき誠にありがとうございました。
今後とも日高教育研究所・教職員研修センターの活動にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
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