top of page

研修講座(図工・美術教育)が開催されました。

hidakaedulabo

令和7(2025)年1月20日、新ひだか町立静内中学校を会場に、研修講座(図工・美術教育)兼日高造形教育研究会授業公開研究会が開催されました。


○題材名:   「暮らしに息づく土の造形」

○授業クラス: 静内中学校1年B組(35名)

○授業者:   静内中学校 今村 圭吾 教諭


○本時の目標: 

 模様をつけるための道具を複数選び、試行錯誤しながら自分の土器の形に合わせた独創的な模様をつけることができる。

○本時の評価規準:

 効果を考えながら、道具を複数選び、土器に模様をつけている。(思考・判断・表現)



本時の課題や活動の見通しの確認後の生徒は、実にアクティブに制作に取り組み始め、本題材に対する興味や意欲が感じられました。




制作過程の中で、生徒の制作過程の中で、生徒の作品を書画カメラで撮影し、教師発信で作品のよさを紹介し、さらなる制作意欲を高めていました。



生徒によっては、制作過程の中でタブレット端末を使って作品のイメージを確認する姿が見られました。タブレット端末の主体的な活用・個別最適な学びが自然に行われている好事例でした。




公開授業・公開授業についての協議に続き、作品交流会「作品で子どもを語る会」が行われました。



この時間は、参加された先生方が指導された生徒の作品を持ち寄り、作品にこめられた意図や制作した子どもたちの姿を語り合います。

日高町立富川中学校の井村卓先生と新ひだか町立静内中学校の川野校長先生から助言をいただきながら、終始和やかな交流が行われ、予定していた時間はあっという間に過ぎていきました。





今年度は中学生の作品のみの紹介でしたが、昨年度は小学生の作品も持ち寄られ、小・中それぞれの立場から異なる学校種の子どもたちの作品を鑑賞し、語り合う楽しさや意義を感じることができた時間でした。

それだけに、次回はぜひ小・中学校の子どもたちの作品を前に「語る会」が行われることを願っています。



管内教育研究団体との共催による研修講座は、今回の図工・美術教育をもって、今年度も計画通り(全10回)実施することができました。各研究団体の事務局並びに研修講座に参加してくださった先生方には、心より感謝申し上げます。


管内規模で各教科や教育活動の実践を実際に見る機会として、また研究を深められる機会として、この研修講座は価値のあるものと考えており、事後アンケート等からもその良さを伺うことができます。

次年度もこの研修講座を精力的に推進し、より多くの先生方に参加していただけるよう努力して参ります。どうぞよろしくお願い致します。

 
 
 

Comments


Post: Blog2_Post

日高教育研究所・教職員研修センター

HEL

Hidaka Education Laboratory

〒057-0024 浦河郡浦河町築地1丁目5番7号

  • Facebook
  • Twitter

©2023 by Pearson. Proudly created with Wix.com

bottom of page