令和7(2025)年、1月8日(水)、新ひだか町立静内小学校で標記研修講座が行われました。
開講式では、杉山会長(えりも町立庶野小学校長)と北海道NIE推進協議会 福元事務局長よりご挨拶がありました。

【講話・情報提供】
北海道NIE推進協議会NIEコーディネーターの上村尚生様から
⚪︎北海道のNIEの足跡
⚪︎今、皆さんに伝えていること
⚪︎今後の北海道のNIEに期待する姿
についてお話をいただきました。

授業実践の紹介では、
⚪︎記事データベースの活用
⚪︎“まなbell”を活用した朝学習の取組や新聞作成
について説明がありました。





上村様は、「紙とデジタルにはそれぞれに良さがあり、両方の良さを生かしながら情報を提供したり、授業を通して子どもたちにつけたい力を育成したりしていくことが求められる」とおっしゃっていました。
【実践報告】
えりも町立庶野小学校の杉山校長先生から、始・終業式での講話における新聞記事の活用について報告があり、SNSの未成年使用等の時事問題や、災害や事故等から自分の身を守る意識を高めるための工夫が紹介されました。


【講義・演習】
えりも町立笛舞小学校の鹿海校長先生から、「NIE活動を具体的に取り入れる効果的な場面の検討」と題して、講義及び演習を行いました。


演習では、学習指導要領の指導事項に新聞の活用が記載されている教科や学習内容を洗い出し、管内の先生方が積極的・効果的に新聞を活用できるように具体的な新聞活用場面を一覧にする、という演習を参加者全員で行いました。
子どもたちだけでなく、教員(大人)も新聞を毎日読むことが少なくなっている今、新聞を活用した学習の面白さや、新聞を学習に取り入れることで育成できる力について学ぶことができた、有意義な研修時間となりました。
参加された先生方、どうもありがとうございました。
Comments