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研究協力校の実践

​ 日高教育研究所・教職員研修センターが推進する研究を校内研修として位置づけ、今年度は、平取町立平取小学校と浦河町立浦河第一中学校の2校に研究協力校として協力いただき、研究発表大会に自校の研修内容を踏まえて実践発表を行いました。

平取町立
平取小学校

 研究主題を「主体的な学びを基に、自分の思いや考えを豊かに表現できる児童の育成を目指して〜算数科の授業を通して〜」と設定して研修を進めている。言語活動の充実を図るため、「表現力」「伝える力」について学年に応じた狙いやゴールを系統的に設定している。また、学習内容の確実な定着を目指すための配慮として、板書とノートの一体化や整体した課題とまとめの定時を目指すことで、子どもたちの「わかった」「できた」に繋がる授業づくりに努めている。

​ 成果として、グループ交流の有効性や友達の考えを自分ごととして捉えることで、自らの考えを深めることにつながっていくことができたことや、奇襲事項を前時の振り返りや掲示物、本地の課題に取り組むことで、学習への見通しに結びつくことが挙げられた。

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浦河町立
​浦河第一中学校

 研究主題を「新たな浦一中スタンダードの構築〜仕事の効率化と負担軽減を目指して〜」と設定して研修を進めている。新学習指導要領の実施に合わせて、これまでのスタンダードが目まぐるしく変化している教育現場。ICTの効果的な活用や子どもたちの多様化に対し、よりよい教育環境づくりを目指すだけではなく、業務多忙科の中でも先生方が効率的に学ぶことができ、日々の教育の質の向上につなげることを重点課題としている。

​ 研修の推進にあたっては、体験型研修を基にし、教職員同士の話し合いや学び合いを主活動として進めている。互いに交流し合い、磨き合う場を多く設定することで刺激を受け、自分の教育観にフィードバックすることを目的としている。評価についても、学校全体で共通した認識の中で取り組むことを大切に、差異が生じないように研修を進めている。

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