12月5日に、日高中学校で梅津先生が2年生の英語の授業を公開してくださいました。
今回の授業は、「写真やキーワードを使って、相手にわかりやすく英語で伝える」(主体性)と「発表をふり返り、どのように伝えたのかを英語で書く」(思考力・判断力・表現力)を目標にしたものでした。
研究所の研究主題に関わる「ルーブリック」は、ワークシートに記載し、生徒自身が自分のこれまでの学びをもとに、何を目指すのかを明確にしていたことで、個人活動⇒グループ活動⇒発表の中で自分の目指すところを決めて取り組んでいた点がとても参考となりました。
この写真は、展開の第一段階として、課題となる教科書本文を個人で聞きながらシャドーイングをしている様子です。
ヘッドフォンを使っていることで、周りの状況に影響されることなく、自分のペースで取り組むことができていました。
この写真は、自分が考えた英語の文章を小グループで発表し合い、お互いに高め合う活動の場面です。
また、この写真は、英文を考える段階でお互いに教え合ったり、必要に応じて先生にサポートしてもらいながら学習を進めている場面です。分からないからすぐに先生に教えてもらうのではなく、生徒同士で試行錯誤している姿は、学び合いながら自分自身の学びを深めていると感じました。
今回の授業を参観し、ルーブリックを教師と生徒で共有することで、自分自身で目標を決め、それをどのように学んでいくことで本時目標に到達できるのかを考えたり、それにふさわしい学び方(個人・ペア・小グループ)を決めたりする主体性も身についていくことが検証できたと思います。
今回の授業で、全員の発表まではできませんでしたが、一人ひとりが原稿を読むのではなく、自分が聞き手に伝えたいことを他の生徒に伝えようとする意識の高さとチャレンジ精神を感じました。
梅津先生、そして日高中学校の皆さん、ご協力ありがとうございました。
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